2012年6月25日月曜日

SIDS予防モニター ベビーセンス(babysense)

BABYSENSE
うちの次男が5月に産まれて、その3日後くらいにチアノーゼが出ていると看護師さんから言われた。チアノーゼ(syanosis)とは、肌が黒っぽくなったりする状態を言う。原因は、呼吸器や循環器の疾患などが疑われる。

うちの次男が、呼吸をしなくなる時があると聞いた時はすごく驚いた。どうもおっぱいが欲しくて大泣きした後に呼吸をしなくなっていたらしい。発見時から数日経っても呼吸が安定しないので、予定日に退院出来なかった。

SIDSという疾患をご存知だろうか。SIDSとは、Sudden Infant Death Syndromeの頭文字を取ったもので、乳幼児突然死症候群のことだ。著名人では、元JUDY AND MARYのボーカルのYUKIさんや板尾創路さん、元横綱の千代の富士貢さんなどがこのSIDSの不幸に見舞われている。

日本では538名の赤ちゃんがSDISで亡くなっているとのことだ(平成9年厚生省人口動態統計調査)。2,000人の出生に対して1人の割合で発生、乳幼児の死亡原因の第2位となっている(新生児期を除く)。

入院を一週間延長して、ようやく呼吸が安定してきたとのことでなんとか退院出来た。しかし、自宅で呼吸をしなくなって、気づかなかったりしたら大変なことになる。不安はまだまだ続いた。そこで、病院からの勧めもあって、赤ちゃんが呼吸をしなくなったらアラームで知らせてくれる機材(BABYSENSE)をレンタルすることにした。レンタル料金は1ヶ月で1万円ほどと聞いた。市販で購入も出来るようでその場合2万円ほどのようだ。

BABYSENSEは、元々イスラエルの軍事機材を元にした製品だということだ。BABYSENSEはhisenseというイスラエルの会社が製造・販売している。信頼性の高い製品だと聞いた。使い方や設置は至って簡単で、センサーとなる板状の機材をマットの下に設置、それにつながったアラームをベビーベッドの柱の部分などに取り付ける。動画での紹介があったので、参考にしていただけたらと思う。

先週末で次男の出生から1ヶ月が経った。幸い、この機材が働くことはなく、次男は元気に成長している。でも、いつ何時どうなるかはわからない。お父さんやお母さんがしっかり見てあげることが何より大切なことだと思う。結果的に何もなかったけど、この度お世話になった井上産婦人科クリニックの先生や看護士の方々の早くて親切丁寧な対応に感謝します。また、同じことで心配や不安を抱えている全国のお父さんやお母さんに、この記事が役立つことを祈ります。


 【動画】Babysense設置方法


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