2012年10月16日火曜日

じゃんけんが意外にわからない

先日、長男りゅうの誕生日プレゼントに買ってあげたウルトラマンセットの中のウルトラマンカードと怪獣カード。

それぞれに「グー、チョキ、パー」のイラストが描かれていて、いろんなウルトラマンと怪獣とでじゃんけんの勝負が出来る。



しかし、何回か遊んでいる内に、子供がじゃんけんの仕組みをわかっていなかったことに気づいた。

勝手にわかっているもんだと思い込んでいたけど、

「グーとパー、どっちが強い?」、「パーとチョキ、どっちが強い?」

と両手を使って質問しても、

グー!」、「パー!」

と間違えたり、明らかにわかっていなかった。

「ああ、そうかあ。子供にしてみたらじゃんけんも難しいんだ」

以前に教えたつもりだったんだけど、教え方が全然足らなかったんだね。じゃんけんなんて簡単だからすぐにわかると大人の考え方をしてしまっていた。ちゃんと教えてあげなきゃだめなんだ。

そして、カードの勝負を中断して、両手を使って

グーパーでは?」、「ぐーとチョキでは?」、「パーチョキでは?」

何度も繰り返し子供にやってみた。

英語で、じゃんけんのことを、

the game of 'paper, stone and scissors’

と言う。stoneは石、 paperは紙、 scissorsはハサミだ。

「グーとパーは、グーパーでつかめる(石は紙で包める)からパーの方が強いんだよ」
グーチョキは、ハサミで石は切れないからグーの方が強いんだよ」
「ぱーとチョキは、ハサミで紙を切れるからチョキの方が強いんだよ」

という風に身振り手振りで教えてあげたら、

「そーかー!」

と喜んでチョキでパーを切るマネをしたりした。その後のウルトラマンカードの勝負でも、

「パーはグーをつかんじゃうからグーの方が強いんだよねっ!」

なんて言いながら、どの手が出ても間違えることはなくなった。

でもまたすぐに忘れてしまうから、次のウルトラマンカードの時はまたおさらいだね。それで完璧だ。


イラスト :  子供や赤ちゃんのイラストわんパグ

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