2012年10月4日木曜日

ゲームやネットについての考え方

New スーパーマリオブラザーズ
先日の長男りゅうの誕生日はウルトラマンセットで大好評。さて、クリスマスプレゼントは何にするかな?なんて既に考えていて、wiiを買おうかなと検討中。

子供に対して、テレビゲームは後ろ向きだったんだけど、"やる内容とやる時間"をきちんと決めれば、ゲームは楽しめるから良いものだと考えを改めた。



自分は子供の頃、誰よりも早く任天堂のファミコンを手にしていた。大勢の友達が家に押しかけたものだ。その後もいろんなテレビゲームを楽しんだけど、テレビゲームは昼夜問わず没頭してしまうし、家にこもってしまう。大人になってから、「テレビゲームは良くない、自分の子供にはさせないでおこう」と考えるようになっていた。

ここ数年でスマートフォンが一気に普及。携帯での無料ゲームが当たり前の時代になっている。ある時、何がきっかけだったか、スマホの無料ゲームを子供にやらせてみた。先にインターネットを教えたんだけど、その流れだと思う。

考える、挑戦する、何度も繰り返す、楽しむ、ゲームは良いもの、だけど・・・

びっくりすることに、3歳の幼児が大人も難しいであろうゲームをやりこなしていた。最初はもちろんわからないんだけど、すぐに覚えるし、失敗しても何回も挑戦する。何より心から楽しんでいるし、「ああ、これはいいことだな」と感じるようになった。

しかし、没頭してそればかりになってしまうことには変わりない。毎日昼夜を問わずゲームをするのは良くない。目も悪くなる。そこで、我が家では、土曜日と日曜日だけ、ゲームが出来る日にしている。子供は文句も言わず、土曜日と日曜日だけゲームを楽しんでいる。

そんなここ数ヶ月。今まではスマホの無料ゲームだけだったけど、任天堂のwiiをクリスマスに買ってあげようかなと考えるに至った。マリオとかなら家族で楽しめるしね。

携帯ゲームは与えない方がよい

でも、wiiを買っても、ゲームが出来るのは土曜日と日曜日だけにする。あくまで、表で遊んだり、運動したり、家族で出掛けたりを中心にする。テレビゲームは空いている時間でやるようにする。スマホのゲームでもそう出来ているので、テレビゲームの方もそれでうまくやれると思う。

DSなど携帯型のゲームは与えないつもりにしている。なぜなら、あれは時間や場所を決められないから。今、うちの子供はスマホのゲームはやってるけど、スマホ本体はお父さんが持っている。だから自分の自由にはならない。しかし本体自体を子供のものとして与えてしまうと、いつでも自分の自由に出来てしまう。

どこに行っても携帯型のゲームを手にもっている子供をよく見かける。家族と出掛けているのに一人ゲームに夢中になっている子供をよく見かける。熱中していて挨拶もしない。勉強もしない。外で走って元気に遊ばない。そんな風になってしまう。それでは、これから大人になって、社会で健全に働き、家庭を築いていくための準備にまったくならない。

スマートフォンはあまり良いものじゃない

実際、スマホなんかも良くない。自分も持っているけど、アプリでちょこまか遊んだりとかしないよ。年齢的なものもあるけど。携帯電話は、基本、電話とメール、カメラで十分。セキュリティとか余計な機能のおかげで、電話が使いにくかったりで本末転倒。PC的にインターネットなり扱いたければタブレットを持っておけばいい。携帯電話にインターネットは邪魔だ(・・・と最近思っている)。

子供は遊びが好き。やっぱり遊びの方に夢中になる。スマホで何でも出来ると知ればやりたくなる。子供でも中高生ともなれば少し大人の世界に踏み込んだ遊びだってしたくなるもの。 ゲームに没頭するだけでなく、インターネットで出会い系サイトに足を踏み入れたり、結局のところそのようになってしまう。

大人がゲームやネットに対してしっかりした考えを持つこと

ゲームもインターネットはもちろん悪いものじゃない。要は、やり方、使い方次第。 大人がゲームやインターネットに対する知識や考えが低くて、「まわりが持っているからうちも与えよう。ゲームでも与えていれば静かになるだろう。」そんな安直な考えてポンと携帯ゲームなりスマホを与えたが最後。子供たちは勝手に一人歩きしてしまう。そして、何か事が起こってから子供を叱っているようでは浅はかだ。

賢い子供はゲームやインターネット(遊び系の)に夢中になったりしない。やるべきことが何かをわかっているからだ。かと言って、受験勉強しかしない子供も問題ありだけど。子供は、学校でちゃんと勉強し、遊び、学び、そして家では家族と共に過ごす。それが基本だ。そういった土台を構築せぬまま、ゲームだネットだ最新機器だと、大人も子供も夢中になっているようでは、世の中が良くなるはずはない。

人間にとって大切なことはいつの時代も変わらない

最後に。ゲームばかりしている子供たち。ネットで出会い系サイトやソーシャル系のサイトを常にうろつく子供たち。やることがない、何をやるべきかわからない、結局のところ、寂しいんだと思う。親がきちんと子供に対して正しい教育を与え、愛情を与えていれば、ゲームやネットに夢中になることはない。引きこもり、いじめや自殺に関わることもない。

昨今、「簡単」、「便利」、「何でも自動」 。そのような商品や情報が巷に溢れている。しかし、それらが人間や社会を良くすることはないだろう。人間にとって大切なことはいつの時代も変わらないのだ。






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